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秀峰会活動報告

福島県飯舘村「いいたてホーム」職員派遣

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 7月11日に桜樹の森職員で福島県飯舘村を訪問しました。訪問目的は2つ。菅野村長とお会いする事、そして8月から始まる“いいたてホーム”への職員派遣に関する現地調査を行う事でした。まずは、村長にお会いし村の現状を伺いました。2年後の帰村を目標に除染作業を急いでいるが、その進捗は遅れているとの事でした。村長は、あの震災から現在まで休む事なく、村を守る為に闘ってこられました。様々な問題を乗り越えてきたお話は、改めて大災害というものを考える時間となりました。とりわけて郷土を愛する想い、この想いがとても胸に残りました。

 村長とお会いした後、飯舘村から避難した保育園に向かいました。当時40名いた園児は
4名になってしまったそうで、この保育園も野菜売り場を改築して、臨時の保育園とされた所でした。私達が訪問し帰る時、保育士の方に『飯舘村に来ない?』と声を掛けられました。そこで気づいた事があります。2年後に帰村し、村を支えていくのはどの世代なのか。それは若者であり、子供です。そして子供は未来の希望でもあります。子供や若い世代が少ないままでは村の未来はありません。4名の子供に対してもしっかりと保育園を運営する、その理由は村の未来と関係しているのだと学びました。

 保育園の訪問後、職員の寝泊りするアパート、そして“いいたてホーム”に訪問しました。“いいたてホーム”は、村役場・図書館などが集まる村の中心にありました。当然、全村避難しているので運営しているのは“いいたてホーム”だけです。環境や造りなど、私が見学してきた施設の中で、一番良いと感じる施設でした。こんなに良い施設はめったにないと思いました。“いいたてホーム”のテーマと理念は、秀峰会と同じです。菅野村長が法人を立ち上げる際に、桜井理事長から学んだと伺いました。同志が苦闘しているのに、協力が遅くなってしまった事を悔やみました。

 2時間ほど施設に滞在し、南相馬の最南端に向かい復興の状況を確認しました。原発の立ち入り禁止ラインまで海岸線を南下しました。そこで衝撃を受けました。そこは、未だに家は損壊したまま、田んぼには流された車が放置されている状況でした。私がこれまで見てきた地域の中でも断トツに遅れていると実感しました。復興は、まだまだ道半ばであり、私達はもっと協力しなければならないと認識しました。

 8月2日より職員の応援が始まりました。1ヶ月間ごとの交代で長期に亘る予定です。
応援職員の健闘を祈るとともに、しっかりとサポートしていきたいと考えております。

桜樹の森 竹山 大二郎