こんにちは!
秀峰会の広報デザイン部です。
食欲の秋ですね!この頃、仕事をしながら絶えず間食することをがまんできないのが悩みです。。

さて、今回はつくしクラブの後編です。
前編では、“つくしクラブ”の基盤である「社会人基礎力」に触れていきました。 今回は具体的なつくしクラブの様子などもご紹介していきます。

前回と少し内容が重複しますが、 「社会人基礎力」は社会に出る時にはすでに必要なスキルですので、社会に出るまでに育成することにより現代社会で真に活躍できる人材になるものと考えられます。
「つくしクラブ」を通じて幼児期からこのスキルを伸ばし、成長と共に身につけることが、わたしたちのねらいです。

3つの能力、12の能力要素の「社会人基礎力」を身につけるために、「つくしクラブ」は月ごとにテーマを設定し、これに沿ったレッスンを進めています。
レッスンでは、子どもたちが自ら興味を持つような導入を経て、それを考えたり、さらに実験を通して確かめたり、その結果を自分の言葉で表現したりという過程があります。
例えば実際に「水の不思議な世界」というテーマがあり、このテーマでは「水に浮かぶものは何か?」考えたり、実験したりします。
これって、小学校3年生以降に理科で習うような内容ですよね。内容だけ聞くとにわかに信じられないかもしれません。

保育者はファシリテーターに徹しており、言葉で指導したり、正解を求めたりせず、子どもたちがお友達と協力しながら自ら気づいたり、自由に意見や思いが言える環境設定をします。また、園児の一つひとつの意見を尊重する姿勢で接します。

テーマに対しては、段階的に学習していきます。はじめは身近な気付きを与えてあげ、さらに次の回では大きな気付きに繋げいく適切な導きも感じられます。
塩・砂糖・ジュース・油が水にとけるか考え、目で見て触れて実験し、「み・ず・に・と・け・る」「み・ず・に・ま・ざ・る」、または溶けない・混ざらない(浮く)ものもあることを知り、さらに木、プラスティック、金属、粘土が水に浮くか考え実験し、結果に顔を輝かせたり…園児から豆科学者になります☺

自分から気づいたり、考えたりする力が身につくと、子どもたちは自分から「お背中ぴんで(姿勢を正しての意)先生の話を聞こう」とか「(自分ばかり実験の大役をやらずに)〇〇ちゃんもやってみて」と考え行動するようになるそうです(!)
こういった過程の繰り返しの結果として、子どもたちは自ら気付き自ら答えを見つけていき、「前に踏み出す力(アクション)」「考え抜く力(シンキング)」「チームで働く力(チームワーク)」が身について行くんですね。

子どもたちの将来がとても楽しみです☺♪